素潜りで獲ってきた夜光貝
自然の中には、さまざまな色や模様があり、それらを纏う質感がある。
それが意図的なものか偶然かは神のみぞ知ること。
絵を描くこと、モノを作ること。
ちっぽけな人間、つまり私が作り出すものは意図が丸見えで全く面白くない。
狙わないわけではないが、偶然的に生まれてくる模様や質感が作れたらいいなと思うのです。
でも、ちっぽけな私はそんな偶然さえも求めてしまっているようです。
そんなことを考えず、ただ淡々と作ること、意図を挟み込まずただ無心になること、
その結果として生まれる色や模様、質感こそが神に近いもの、つまりは自然に近いものなのかも知れない。